2008年2月17日日曜日

ディズニー シー

東京ディズニーシー シンフォニー/Tokyo DisneySea Symphony

今やもう幻となってしまった夜の水上ショーのイベント音楽。1トラックはボーナストラックで「Part of Your World」「Arabian Nights」「The Raider's March」「StormRider Suite」のメドレー形式になっています。2トラックは実際に行われたショーの音楽でミッキーがお客さんに向かってしゃべりますよ。今行われているブラッビーシモより迫力などはありませんが綺麗な感じに仕上がっています。

今はブラヴィッシーモになりましたね。東京ディズニーシーで夜7時くらいから行われていた毎晩の一大イベント「ディズニーシーシンフォニー」の最初から最後までをとったCDです。シンフォニーを見て、流れが分かっていないと、ちょっと世界に入りにくいかもしれません。ただ一度でもシンフォニーをみたことがある人なら、たいへん懐かしく思うのではないでしょうか。

ディズニーシーシンフォニーを見て、感動した人は絶対持つべき!あの感動を聞くたび思い出せます!

この花火のショーはディズニー史上最悪のショーと言えます。どうしてディズニーの力を以ってしてこんな代物ができあがったのかが不思議でしょうがないです。それで曲の方ですが、ディズニーシーシンフォニーはショーのデキを反映してかデキが非常に悪いです。貧弱なオーケストレーション、盛り上がりに欠けるアレンジ・・・。ディズニーのテーマパークの曲は聞くだけで震えてしまうような曲が多いのですが、これに関しては全くそういうのがありません。ボーナストラックのボナセーラセレナーデも「?」なデキです。ディズニーシーシンフォニー同様盛り上がりに欠けます。二つともディズニーがこんなことやっていいのかというくらいな劣悪なデキです。ある意味「歴史的な作品」といえるでしょう。

2002年にミッキーの台詞が少し変わって、ゲストに話し掛けるような、台詞になりました。このCDには、そのバージョンが収録されています。もともとドラマッチクな、パークのテーマソングが、オーケストラアレンジでもっと壮大で、身が震える曲になっています。ボーナストラックの「ヴォナセーラ・セレナーデ」は次々に打ちあがる花火に合わせて、「アラビアンナイト」や「パート・オブ・ユア・ワールド」、「レイダースマーチ」(インディンジョーンズの曲)に「ストームライダー」などの曲が演奏されます。こちらは、少し曲が短いのが残念ですが、良い曲です。

東京ディズニーシー夜のメインショー、シンフォーニーの感動がもう一度蘇ります。「星に願いを」、「魔法使いの弟子」、「ジッパ・ディー・ドゥー・ダー」その他6曲のディズニーの名曲をアレンジ、メドレーをミッキーがタクトで指揮します。そのアレンジもカッコよく、映像がなくても十分楽しむ事が出来ます。他にブォナセーラ・セレナーデの曲もボーナストラックとして収録されています。ピクチャー・レーベルの写真も素敵です。全体的に曲が短いのがちょっと残念ですが、とても素晴らしい1枚といえるでしょう。

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