2008年2月22日金曜日

スカイ ウェーブ

ターミナル・ベロシティ

スカイダイビングを核に展開されていくアクションサスペンスなんですが、もうスカイダイビングの気持ち良さ、格好良さにため息が出そう。本当のストーリーはスカイダイビング賛歌なのでは、と思うくらいです。見終わった後の爽快感。こういうサスペンスものは珍しいのでは。

スカイダイビングのインストラクターを務めるディッチ(チャーリー・シーン)は、突然入門してきた教え子のクリス(ナスターシャ・キンスキー)が訓練中に墜死したことから殺人容疑をかけられ、さらには何者かに命を狙われるようになる。やがてクリスが生きていることが判明。ディッチは正体不明の彼女とともに逃亡を続ける羽目になる。 スカイダイビングを大きなポイントに据えた新手のサスペンス・アクション映画。とにもかくにも高所恐怖症ならずともヒヤヒヤもののスカイ・シーンが最大の売りでもあり、特に1万5000メートルの上空から落下するキャデラック(!?)の中での格闘など、凝った趣向のおもしろさも特筆しておきたい。監督はデラン・サラフィアン。(的田也寸志)

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